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奄美の磯GT

奄美の磯GT

今年も奄美の磯へ気の知れた仲間達とのGT遠征、毎年苦汁を飲む者も居ればいとも簡単にGTを手にする者も居て一喜一憂する姿が面白い。

さて、今回もメインで使用するロッドはテスト中のRB95XZ-TRIDENT…キャストフィールやプラグのウエイト別の操作性などは既にチェック済、ここから先はこのロッドに見合うより大きな負荷が掛けられる魚との対峙を繰り返すのみである。

初日から良い磯に下りるがいまいち潮切れが悪くGTからの反応が見られない…他の磯も同様の状況で夕方遅くまで粘ってみるもこの日はちょっとした反応のみで納竿となった。

二日目の朝一、ふと投げた1投目のトップに出た魚は一瞬にして水中のスリットへ入ってしまった…暫くして周りの磯も騒がしくなってきた、遠くでGTとファイトする姿が見えていたが惜しくもフックアウトした様子、別の磯でもデットベイトに走る魚の反応があったようだが姿は見られなかった。その後は潮替わりのタイミングで瀬を移動、頃合になった所でやはり魚からのコンタクトが有った。

12~3キロ位のイソマグロを9月リリースのボアーSS195<ヤマリア>にて

ミノーの後方から追尾してきてヒットまではサイトフィッシング、ショートレングスの特徴を活かしてドラグは出さずにセルフランディング。

別の磯では地元の用心棒セータ君がRB106XXでGTをキャッチ

続けざまにヒットしたのは良型のカスミアジ、掛かった瞬間はGTを思わせる鋭い突込みをみせる。

次に乗ったのは自分は初めての磯、今後の為の場所選びも欠かさない。沈み瀬が点在する如何にもGTが付きそうな雰囲気があるところで広がるサラシの中を上手くタイミングを図りながらミノーを通す。

サラシの中から勢い良く飛び出してきたGT、小型ではあったが今年も顔を見ることが出来て一安心、この魚で二日目は終了。迎えた最終日、この日も新規の場所を回り行く先々でGTの反応が有るが、ミスバイトやファイト中のフックオフ等でキャッチには至らず…しかしながらいつも通りのポテンシャルを目の当たりに出来た奄美遠征となった。